増加する体重とウエストに備える「お腹ぎゅっと引き締めエクサ」
朝晩が涼しくなり気温が低くなると、体温を維持しようと基礎代謝が高まります。エネルギーが必要になるので、秋になると食欲が増してしまいます。食べ過ぎによるぽっこりお腹や体重増加を解消する、寝ながら腹筋を鍛えるエクササイズをご紹介します。
秋冬に体重増加やお腹がぽっこりしやすい理由
気温が低くなると、体がエネルギーを溜め込もうと基礎代謝がアップします。基礎代謝がアップすると痩せやすくなるのですが、一方で体がカロリーを必要とするため、食欲も増加してしまいます。
お腹痩せ効果抜群!「ねじり」のメリット
食べ過ぎた分を帳消しにするためには、定期的なエクササイズをおすすめします。今回はハードな運動は苦手という人にぴったりの、「寝ながら行うねじりストレッチ」をご紹介します。寝ながらねじることでさまざまなメリットが得られます。
・お腹の引き締め…ねじることで、腹直筋や腹斜筋など、お腹まわりの筋肉を鍛えることができます。
・毒素排出…ねじることで腸などの内臓が刺激され、毒素や老廃物の排出を促すことができます。
・姿勢改善…インナーマッスルが鍛えられ姿勢改善に期待できます。
腹筋群を意識しながら運動をしよう
腹筋群とは、腹直筋・外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋のことを言います。
・腹直筋…お腹の前面にあるアウターマッスルで、背中を前方に丸める動作や正しい姿勢を維持するために使われる筋肉です。
・腹斜筋…脇腹にある筋肉。外腹斜筋は表層部にあり、内腹斜筋は外腹斜筋の内側にある筋肉です。どちらも、体幹をねじったり、側屈する際に働く筋肉です。
・腹横筋…もっとも深層部にあるインナーマッスルです。お腹を凹ませるときに働きます。内臓を覆っていることから、内臓の位置にも関係すると言われています。
寝ながらねじりストレッチ2選
ねじりストレッチをする際は、脇腹の筋肉(腹斜筋)を意識しながら行いましょう。呼吸を深くしながら行うことで、インナーマッスルも鍛えることができます。
ねじりストレッチⅠ
①両ひざを立てて、仰向けに寝ます。両手を真横に広げ、右脚の上に左脚を絡めます。
②息を吸って、吐きながら両ひざを右側に倒します。両肩が床から浮かない程度に、お腹からねじってください。
③呼吸をしながら30秒ほどキープをします。反対側も同じように行なってください。
ねじりストレッチⅡ
①両脚を伸ばした状態で、仰向けに寝ます。両手を真横に広げ、左脚を天井方向へ上げます。
②息を吸って、息を吐きながら左脚を右側へ倒していきます。両肩が床から浮かない程度に、お腹からねじってください。
③呼吸をしながら30秒ほどキープをします。反対側も行いましょう。